45から何ができる

45から何ができるか

45から始めたアルバイトを辞めるまで~4ヵ月私なりにがんばってみました③~

こんにちは

ブログは少し空いてしまいました

絶賛無職のhitorichangです

 

現在は週に9時間(できれば3時間×3)のアルバイトを探して

おります

 

本日は私が最後にアルバイトをしていた

雑貨店の事を書きたいと思います

 

③超有名雑貨店の店舗(私も若い頃はめちゃくちゃ通ってました)

 

実はここに面接に来た当初は、「一人暮らししたい熱」が少し高まっており

もし、良い職場だったら長期で働いたりしたいなと思っていました。

 

面接の際も、人が少ないので契約社員とか限定社員(その土地だけの社員)

にもなれますよという事でした

本当に人がいなかったみたいでまずお試しでバイト採用となりました

 

ただ、入社初日の説明で分かったのですが

社員になると、もちろんシフトの自由がないであったり

髪色や服装を厳しくしているであったり(しかし社員は金髪率高かったけど)

副業をしてはいけない、固定給料

固定シフト、残業は基本断れない(的なニュアンス)…と

 

実は、都心の店舗でセール中の短期だけアルバイトしたことが

あった自分としては、「あれ?思ってたのと違うかもしれない…」

とこの時点で思っていました

 

そして、制服(薄いスカートとレギンス、薄いジャケット)を支給され、

薄いスニーカーを支給され(8時間近くの立ち仕事なので中敷きを自腹購入)、

腕時計を必ずする事を言われました(こちらも自腹購入)

 

そして、このアルバイト先では30分ごとに細かくシフトが分かれており

アルバイトはその30分のコマごとにその日ごとに社員から指示をされた仕事をさせられる(レジ、もしくは倉庫と店頭を往復する重労働)という内容でした

 

しかも、レジや昼休みなどの時には「5分前行動」が義務づけられていて

休憩は移動も含めると基本的に45分くらいになっていました

 

実際いま働いている方々で「そんなの当たり前じゃない?」

を思う方もいるとは思いますが

 

私はそういうアルバイトは全然望んでいません

 

何よりも私が無理だなと思ったのは

社員8人に対してアルバイトが4人

そのアルバイト4人のうち2人は開店当初からいる古株で

特別に朝勤務のみ許されている古参と元社員だった男性だったことです

 

こういう環境下で何が起こるかというと

勤務時、社員4人に対してアルバイトは私ひとり

という構図が生まれます

 

勿論常に独りぼっちです

べつにぼっちでもいいのですが

そんな孤独に働く私の近くで

二人位の社員がべちゃくちゃと

喋っているというHSP気質の私には

地獄の環境が常にありました

 

そして、更につらかったのが、店長さんの存在でした

 

この店の店長さんは3月に赴任をしてきたらしく

表向きはそこそこみんなと仲良くしているのですが

実は社員さん達は「前の店長のやり方」をリスペクトしていて

現店長さんはできるだけ自分のやり方をやってほしいのですが

強要すると社員さんに嫌われてしまうので

 

命令というかやらせたい事はアルバイトに言い

本当は社員に怒りたい事もアルバイトに怒る

という…アルバイトにとっては地獄の場所となっていました

 

その証拠とも言えるように、アルバイトは常に不足していて

私が入社した当初に同じ苗字の若い女の子がいると言われていたのですが

一度も会わないままに退職してしまいました

 

その後、唯一と言っていい同じ境遇のアルバイトの女子大生とお 話する機会が1度だけあったのですが

 

実はその彼女も、大学の講義(リモート)を優先したいと言ってるのに

勝手にシフトを入れられ、更に仕事内容に関してもバイトに行きたくなるくらい

の気持ちになると言っていました

 

何よりも私たちが嫌だったのは、ホウレンソウのなさでした

 

シフトの話にもあるように、事前に「ここはこれだけ困ってるからこうして」

とか先に言ってくれればいいのですが

 

バイトだから暇だろう、とか、大学生だから暇だろうという気持ちなのか

ある日出勤したら、とんでもないシフトが組まれていたり、私の場合には

ロッカーにびっちりとやってほしい仕事が休みの社員からメモが貼り付け

られていたりしました

 

自分が何よりも気持ち悪かったのは、制服がいつの間にか交換されている事でした

 

私はもちろん最近入社しましたので、最近制服を貸与していただいております

ところがある日ロッカーの中でジャケットが毛玉だらけのジャケットに代わっていたのです

 

最初は勘違いだろうと思い、手触りで(しかもそのジャケットは人の香りがしました…HSPってこういう時敏感で嫌だわ…)他の社員さんのものだとわかっていたので

その方のハンガーにかけられていたジャケットを私のハンガーに戻し、目印(キャラクターのキーホルダー)をつけて自分の名札をつけて帰りましたが、数日後、出勤するとやはりジャケットが交換されていました

 

今度はさらに毛玉だらけで糸がほつれてぼろぼろのジャケットでした

 

私は怒りを通り越してあきれてしまい、それを持ち帰ってきれいに洗濯して着用していました

 

どうせ辞めるつもりでしたので、どうでもいいやと思っていたのと、この制服にはバーコードが付いていて返却する際に倉庫に返すのですが、そのバーコードで、誰がだれのものを使用しているのかはわかるようになっているのです

 

とにかく、ほぼ女性だらけの環境で、本当に最後は出勤するのも嫌になってしまいました

 

毎出勤時の最初の仕事が重い荷物を倉庫と往復させられるという体力仕事だという事もあり私は正直最初の30分だけでめまいをおこしたり

 

帰るときにひどい頭痛を感じるようになっていました

 

もう無理と思って「退職したい」と伝えた際も

「え?辞めるのはいいけど、すぐは無理なんですけど…今月は来れるよね」

と言われました

 

自分の症状を説明してめまいや貧血という説明をしているのにその症状への対応は一切なしでした

 

退職を告げた日も、私は倉庫内の整理だけでめまいをおこしてしまい帰宅しました

 

忙しい職場で大変だなと思う反面、常に社員さんたちはぺちゃくちゃと喋っていました

残業しないとお金が増えないせいなのかわかりませんが、定時でも帰りません

 

私は、時間になったら

「すいません帰っていいですか」

と断り、制服も着替えずに速攻で店を後にするのが癖になりました

 

制服は駅のトイレで着替えていました

 

その後、どうしても店長さんと話す気持ちになれずメールにてどうしても出勤もできないこともおつたえしたのですが、

 

「出勤や電話もできない程に具合が悪いのかと心配してしまうので電話で連絡をしてください…」

という言葉から始まる心のないメールをいただきました

とりあえず、制服の返却と退職手続きに店まで来い、店長の出勤時に来い

という内容でした

 

私は、もうこの方とお話しするのは無理だし、無駄と思い

けじめとして出向こうと思っていたのですが…どうしても最後に頂いたこのメールや

これまでの心のない対応が本当に無理になってしまい

 

もめるのは嫌だなと思いながら、本社に直接退職手続きをしたいという連絡をしております

 

このお店に「お世話になりました」のおお礼をするのもお菓子を持って行くのも嫌です

 

ちゃんとした退職についてはこの後に本社から手続きが来るのかどうなのかを待つ事となりますが、もうこの店舗でお買い物をする事はありえないと思っています

 

 

もしかして社員で今会社で働いている皆さんの中には

私よりも全然苦しい思いをしながら頑張っていらっしゃる方もいると思います

 

ただ、私はこの職場でつくづく思ったんです

 

「自分が辛いからお前も辛くて当然」

 

そういう職場は本当に嫌だし、できるなら

 

「私は楽しく働きたいのでみんなも楽しく働いているといいな」

 

というマインドで皆が働いている場所で次は働きたいと思っています


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夢かもしれませんが、私は未来は絶対よくなると思ってます

なぜかと言えば、20年前よりは少し、職場は良くなっています

時間はかかるけれど、もっとそれぞれが自分の個性や時間を持って

働ける社会が来ると私は思っています

 

写真のクッキーは抹茶味でした

可愛くてつい買ってしまう…