将来の夢を見つけなければいけなかった世代~あの頃の私に今の私から言いたい事~
こんにちわ
フルタイムのお仕事を始めた途端に仕事の悩みで眠れなくなってしまった
hitorichangです
正確には嫌でやめたくて悩んで眠れない感じです
皆さんは働く事は好きでしょうか?
私ははっきり言って大嫌いです
与えられた仕事はやりますし、できれば完璧にこなしたいですし、暇よりは忙しいほうが好きなので、周囲からは比較的「仕事熱心」とか「仕事が好きな人」
と思われがちです。
実際は「早く仕事を終わらせて1分1秒でも早く家に帰りたい」
そう思って生きています
私はこれまでに履歴書に書ききれない数の派遣先を転々とし、色々な職場を経験しました
ボーナスは出ないまでも、趣味で演劇をしたり、バンドをしたり、海外に行ったり、ディ〇ニーにはまってみたり、二次元のアイドルにはまってみたりかなり散財してきました
どれもいい思い出ですし、もしかしたら人ができない経験も沢山できたなと思っています
後悔はありません
私のHSPの気質はHSS型というものに当てはまります
10代から30代の前半まで自分は外交的で明るいと思い込んで生きていました
お金はきつかったけれど、肉体を酷使して働けばどうにかなる時期でもあったので深く考える事もありませんでした
派遣先の企業でFP(ファイナンシャルプランナー)に相談ができるという機会もありましたが、同時に保険に勧誘されるのが嫌で受けた事は一度としてありませんでした
現在は情報がネットで取捨選択できるようになり、「お金(税金)」「健康」「HSP」等など沢山の事を知るようになりました
そんな中で後悔ではなく私は一つの事実として自分が今まで行ってきた仕事や趣味が
「不安」からだったと気が付きました
「将来の夢」がないと不安
「趣味」がないと不安
「お金」がないと不安
「仕事」がないと不安
「友達」がないと不安
学生の頃、なぜ私たちは「将来の夢」を聞かれるのでしょう
なりたい職業やなり方も知らないのになぜそんな漠然とした事を
聞かれなければいけないのでしょうか
無理やりひねり出した漠然とした夢を「追いかける」為に勉強する事を私達は当たり前のようにさせられていたと思います
若い頃は何でもできるからと言いますが、何かやりたい事があり自己完結できるものであれば、大抵何歳になってもできます
今もそう感じるのですが、私たちはあまりにも「若い」という事に幻想を抱きすぎます
若者にこそ現実を教えて然るべきだと個人的に思うし、そうであればよかったのにと強く思います
もし、私があの頃の私に伝えられる事があるとするならば
「将来の夢は何」
ではなくて以下のようになります
将来の夢は必ず持つ必要はありません
世の中は正しい人だけが生きているわけではありません
お金はあなたが暮らすために必要な道具です
仕事はその道具を得るためのものです
仕事には向き不向きがあるので働いてみるまでは誰にもわかりません
仕事は何度でも変えられます
人に雇われてもいいし
自分で仕事を起こす事も出来ます
国に所属して生きている以上生きているだけでも徴収されるお金(税金)があります
学生の時間が終われば仕事をしてお金を得て生きていく必要があります
また学生でいる事にもお金がかかっています
自分の将来の生活や必要なお金をシュミレーションしてみましょう
もし10代でこれをしていたら、まず自分の親のお財布事情に疑問を持っただろうと思います
そして、不安というよりも明確に「仕事をする」という想像ができただろうとは思います
過去に戻りたいとは思いませんが、私は「夢を見つける事」が義務教育とされていた事を残念に思います
個人的な意見にはなりますが「子供が子供らしくいてほしい」という言葉にもとても違和感を覚えます
肉体的にも身体的にも確かに「子供」は弱いし庇護対象です
でもいずれは一人の「人間」として生きるのです
「生活力」を義務教育に組み込むのは難しいのでしょう
でなければ45歳が仕事や健康で悩んでいるこんな現状や、非正規・未婚中年が沢山いて日本の将来が不安だなんて言う20年前から言われている事がなんの解決策もなく放置されているはずがないんじゃないかなあと思います
もしもこんな私の経験がどなたかに触れる事があれば何か考え方を変えたりすヒントになれたらなあと願ってやみません
チョコミントが時々食べたくなる