45から何ができる

45から何ができるか

人間は追い込まれないとやらない(1月後半の話)

さて、大分空いてしまいましたが、前回

 

コロナ渦の貸付

 

なるものを受けられることになった

私は、うきうきとして

 

ここ最近LINEで話すようになった

北の方に住んでいる

少し年上の従姉妹

(子供の頃は全く仲良くなかったのですが境遇が

近くなり近年少しずつ話すようになりました)

 

に「やっと生活を変えられそうだよ!」

 

と報告を致しました。

 

すると話をうんうんと聞いていた彼女が、

言い出しづらそうにこう言いました。

 

「…うちの空いている部屋に同居する?」

 

正直、思っても見なかった言葉にびっくりしました。

彼女も私も、お互い20年近く一人で暮らしていて

もう誰とも一緒に生活はできないねぇ

と良く笑って話していたからです。

 

彼女曰く、理由としては

 

「引っ越しより先に税金等の延滞は利息がばかでかいのでとにかく早めに返す方がいい」

「環境変えるなら私の家の充分」

「先に病院に通う方がいい」

「今後、他人と暮らす可能性がないとも言えないので、テストとして身内と住んでみようとも思う」

 

との事でした。

 

家賃や生活費等もしばらくは最低限でいいとの事で、まずはもろもろを話すために

緊急事態宣言明けに

 

彼女の住む地方にいく約束をしました。

 

正直、他人と住む事、特に若い頃はそんなに

仲良くなかった従姉妹と住むことにちょっと

恐れがあったのですが、私がとても魅力に

感じていた事があります。

 

それは従姉妹が

 

「とにかく病院に通う方がいい」

 

と言ってくれ、自分の掛かり付け医者を

紹介できると言ってくれた事でした。

 

私は過去に仕事繁忙と家族の問題が重なり、

6年ほど前に鬱の状態になりました。

 

家族問題の表面上の沈静化と転職によって

一旦はそういった症状が収まったのですが

 

その後なかなか職が安定せず、自分では

体調とメンタルがやばいことになっている

 

とは分かっていて、ある程度家族や親族に

症状や状況は伝えていたのですが

 

「まあ、大丈夫なんだけどさ」

とつい言ってしまったりする性格もあり

 

ちゃんと提案や手を差しのべて

くれたのは身近にいた親族ではなく

 

本当に彼女が初めてでした。

 

だからこそ私も、

うまく行かなくてもいいから

一旦彼女に会って話をするべきだ

と私も覚悟を決めたのです。